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メアリー・ジェインの手紙 : 2017年10 月25日  農園での労働が無に帰して…

農園での労苦の結果は98%の大損害

10月25日
フルダミニストリーのみなさま  

お返事が遅れてすみません。伝道所の農園に行って、水に浸かった野菜を何とか生き返らせようと努力しましたが、ナス、トウガラシは枯れて死んでしまい、私はただ、打ちのめされていました。
本来なら、今ごろは農園で育てた野菜を市場で売っているところです。栽培した野菜の85%が駄目になったのですが、現実には98%が台無しになってしまったのです。それは、何とか生き延びた15%も、未だ実どころか、花もついていないからです。

一言、イザヤのメッセージ


神の民を執り成す者、預言者イザヤは、神の約束にもかかわらず、神の民の間に、祝福とはほど遠く、ただ苦しみが続いていたとき、主に向かって心の底から叫び、悲しみを訴えました。
主よ。苦難の時に、彼ら(神の民イスラエル)はあなたを求め、あなたが彼らを懲らしめられたので、彼らは祈ってつぶやきました。子を産む時が近づいて、そのひどい痛みに、苦しむ叫ぶ妊婦のように。主よ。私たちは御前にそのようでした。私たちもみごもり、産みの苦しみをしましたが、それはあたかも、風を産んだようになものでした。私たちは救いを地にもたらさず、世界の住民はもう生まれません。(イザヤ書26:15-18) 
と。

悪者の盲目ぶり、邪悪さが不可解である以上に不可解なのは、主を求める者に対する神の過酷な取り扱いで、引き続く懲らしめは義人を困惑させるのです。
神の民の主への献身がもたらしたものが、ただ挫折と敗北だけであったとは、何と悲しいことでしょう!

預言者イザヤが「神を信頼し続けるように!」と、新たな光明を投げかけたのは、民がすっかり落胆し、信仰の危機に直面したときでした。
あなたの死人は生き返り、私のなきがらはよみがえります。さめよ、喜び歌え。ちりに住む者よ。あなたの露は光の露。地は死者の霊を生き返らせます。(26:19)

民は今、成長のための懲らしめ、試練を受けているのであって、神を慕い求める義人「あなたの死人」、―自らの罪を認め、悔い改め、主に従う者― が、神の約束を受けることなく朽ちることはあり得ないのです。神は、新たな光明:「新しい生命への、身体の甦りの約束」を与えてくださったのです。
すでに周知の神の摂理:「悪者、―神を認めず、反逆する者― は罰され、滅ぼされる」に加えて、「義人はたとえ死んでも甦って生きる」という新たな洞察、「悪人」と「義人」の行く末が全く違うという洞察が、預言者イザヤを通して示されたのでした。



このような状況で今、私は次に何をすべきかを祈り、求めています。
2013年6月から私たちは野菜づくりに奮闘してきました。今や全ての努力と、つぎ込んだお金が無駄になってしまったのです。今、私は何をしなければならないのか分かりません。

時々、農園での仕事をやめて他の仕事を見つけようかと思ったりしています。でもここフィリピンでは四十歳を過ぎると働き口を見つけるのは困難です。私は本当に、疾患を持った子どもたち、大人たちのための施設を立ち上げたいと思いました。しかし、どのように、どこで、いつ始めるのか分かりません。そのために資金を貯めようとも思いましたが…

先日、ご報告した脳性小児まひにかかった幼児やイポットのための施設を捜しましたが、問い合わせた基金からは何の連絡もなく、社会福祉団体はそのような人たちを受け入れる余裕はないと言ってきました。アメリカ、韓国に住む私のいとこにも照会しましたが、そのような施設を見つけるのは難しいとのことです。イポットたちについては、とりあえず医者に見せ、リハビリをさせる必要があるとは思うのですが…
どうかこのことについてお祈りください。

今日はリクの誕生日です。心ばかりのお祝いをしようと思っています。10月28日は、私の娘の誕生日です。

愛をこめて      メアリー ジェイン